カルビーの人気スナック菓子「じゃがりこ」は、ほとんどのスーパーやコンビニで取り扱っているロングセラー商品ですね。筆者も、あの味と触感がクセになり、一時期おおハマりしていました。
じゃがりこにはいろいろな味があり、オーソドックスなチーズやサラダ以外のものが好きという方も少なくないと思います。そこで、ここではじゃがりこ各味のエネルギー(カロリー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、そして塩分相当量を比較して見てみましょう。言わずもがな、ダイエットや減塩など、健康を意識する上で栄養成分の確認は欠かせません。
基準値 | *100gあたり | 60.0gあたり |
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エネルギー | 498.3kcal | 299kcal |
たんぱく質 | 7.2g | 4.3g |
脂質 | 24.0g | 14.4g |
炭水化物 | 63.3g | 38.0g |
食塩相当量 | 1.33g | 0.80g |
*1包装60.0gから換算
基準値 | *100gあたり | 58.0gあたり |
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エネルギー | 501.7kcal | 291kcal |
たんぱく質 | 7.2g | 4.2g |
脂質 | 25.0g | 14.5g |
炭水化物 | 61.7g | 35.8g |
食塩相当量 | 1.55g | 0.90g |
*1包装58.0gから換算
基準値 | *100gあたり | 58.0gあたり |
---|---|---|
エネルギー | 503.4kcal | 292kcal |
たんぱく質 | 5.5g | 3.2g |
脂質 | 25.0g | 14.5g |
炭水化物 | 64.1g | 37.2g |
食塩相当量 | 1.21g | 0.70g |
*1包装58.0gから換算
基準値 | *100gあたり | 52.0gあたり |
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エネルギー | 494.2kcal | 257kcal |
たんぱく質 | 6.7g | 3.5g |
脂質 | 24.0g | 12.5g |
炭水化物 | 62.9g | 32.7g |
食塩相当量 | 2.12g | 1.10g |
*1包装52.0gから換算
上記のとおり、「じゃがりこ サラダ」「じゃがりこ チーズ」「じゃがりこ じゃがバター」「じゃがりこ たらこバター」の栄養成分をそれぞれ100gあたりに換算して比べてみてみると、次のことがわかりました。
じゃがりこ各味のあいだで、エネルギー(カロリー)に大きな差はないようです。いずれも100gあたり500kcal前後となります。これは、おそらくどの味であっても主原料は変わらないためではないでしょうか。
また、エネルギー(カロリー)は、市販のポテトチップスと比べてみても少ない方です。つまり、同量食べるのなら、じゃがりこの方が低カロリーで済むということになります。
しかし、低カロリーというのは、あくまでポテトチップスと比べた場合であって、絶対的なエネルギー量(カロリー)は決して少なくないので、食べすぎには注意が必要です。
あの独特な食感がやめられないという気持ちはよくわかりますが、途中でお茶を飲むなどして、連続的に湧いてくる食欲を断ち切ってみてはいかがでしょうか。
「じゃがりこ たらこバター」の栄養成分を見てみると、他のじゃがりこと比べて塩分相当量が高いことがわかります。「じゃがりこ じゃがバター」と比べてみると、その塩分相当量は約1.7倍にもなります。
変わった味、特徴的な味、濃い味をつけているものは、基本的に塩分が高くなる傾向にあるので、じゃがりこでも同様に気を付けたほうが良いでしょう。
こちらでも同様に、一気に食べてしまわないよう、途中でお茶を飲むなど、ゆっくり食べるなどして、できれば1個を何回かにわけて食べるのが好ましいと考えられます。
食塩相当量は0gです。
一般消費者向けの加工食品や添加物に対して表示が義務付けられた栄養情報です。エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量で表示)は基本5項目として必ず表示しなければなりません。健康習慣をつけるには、まず栄養成分表を意識的に見るようにしましょう。
食品に含まれるナトリウムをすべて食塩由来とみなして食塩量に換算した値です。特に高血圧の場合には、食塩相当量に気を付けましょう。現在ではまだナトリウム表記のものもありますが、その場合は「食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)× 2.54 ÷ 1000」で食塩相当量に換算できます。以下にナトリウム量(mg)を入力すれば、食塩相当量が算出されます。